iPhoneの充電器は、付属品がないモデルへ買い替えたときや、古いアダプタを使い続けているときに必要になります。しかし、20W・30W・45Wのどれを選ぶべきか、USB-Cケーブルだけで使えるのか、純正品以外でも安全なのかは分かりにくいものです。
iPhoneだけを充電するなら20W〜30W、iPadやMacBook Airも使うなら45W〜65Wが選びやすい結論です。この記事では、使う場所と機器の数を基準に、定番の充電器を10製品紹介します。
先におすすめTOP3を挙げると、携帯性と速度のバランスならAnker 511 Charger(Nano 3, 30W)、複数機器との兼用ならAnker Nano Charger(45W, Display, スイングプラグ)、純正の安心感を優先するならApple 20W USB-C電源アダプタが有力です。
iPhone充電器の選び方と評価基準
まず確認するのはiPhoneの端子
iPhone 15以降は、本体側の充電端子がUSB-Cです。iPhone 14以前の多くのモデルはLightning端子を採用しているため、同じ充電器でも必要なケーブルが異なります。
充電器本体のポートがUSB-Cでも、ケーブルの反対側がLightningなら旧モデルで使えます。iPhone 15以降では、基本的にUSB-C to USB-Cケーブルを選びます。購入前に、手元のケーブルがどちらの端子かを確認してください。
| iPhoneの世代 | 本体側の端子 | 主に必要なケーブル | 充電器の選び方 |
|---|---|---|---|
| iPhone 14以前 | Lightning | USB-C to Lightning | USB-C PD対応の20W以上が目安 |
| iPhone 15以降 | USB-C | USB-C to USB-C | USB-C PD対応の20W以上が目安 |
| MagSafe利用 | 端子に依存しない | MagSafe側の専用ケーブル | 電源アダプタの出力も確認 |
20W・30W・45Wは何が違うのか
iPhoneの急速充電を目的にするなら、まず20W以上を目安にします。20WはiPhone 1台用として無駄が少なく、価格も抑えやすい出力です。充電開始直後の速度を重視したい人や、iPadなども充電する人は30Wを選ぶと余裕が出ます。
45Wを選んでも、iPhoneが常に45Wで充電されるわけではありません。端末側が必要な電力だけを受け取るため、45WのメリットはiPhone単体の速度よりも、対応機器の幅にあります。
| 最大出力 | iPhone単体 | iPadとの兼用 | ノートPCとの兼用 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 20W | 十分 | 軽い充電向け | 不向き | iPhone専用、予算重視 |
| 30W | 余裕あり | 使いやすい | 機種による | iPhoneの持ち運び用 |
| 45W | 余裕あり | 快適 | MacBook Airなどに向く | 1台で幅広く使う |
| 65W | 余裕あり | 快適 | 多くの機種に対応しやすい | デスクの複数機器用 |
USB Power Delivery対応を選ぶ
急速充電を使いたい場合は、充電器の仕様にUSB Power Delivery、略してUSB PDと記載されているかを確認します。PDは、充電器とiPhoneが通信しながら電圧や電流を調整する仕組みです。
ただし、PD対応の充電器だけでは足りません。ケーブルも急速充電に対応している必要があります。特に古いUSB-AケーブルをUSB-C変換アダプタでつなぐ方法は、速度や安全性の面で分かりにくくなります。新しく購入するなら、充電器とケーブルを同じ規格でそろえるのが簡単です。
ポート数は使う機器の数で決める
寝室でiPhoneだけを充電するなら、USB-C 1ポートで十分です。自宅のデスクでiPhone、ワイヤレスイヤホン、iPadを充電するなら、2〜4ポートあるモデルが便利です。
注意したいのは、複数ポートを使うと出力が分配されることです。合計65Wと書かれていても、2台接続時に各ポートが常に最大出力になるわけではありません。商品ページで、同時使用時の出力配分を確認しましょう。
GaN・サイズ・プラグも確認する
GaN、つまり窒化ガリウムを採用した充電器は、小型化しやすい点が特徴です。30W前後なら約40〜60gの軽量モデルもあり、通勤バッグや旅行ポーチに入れやすくなります。
持ち運び用では、折りたたみ式プラグも便利です。コンセントに差しっぱなしにする自宅用ならサイズを妥協できますが、隣の差し込み口をふさぐ大きなモデルは使いにくいことがあります。重量だけでなく、プラグの向きや本体の厚みも見て選んでください。
iPhone充電器に強い人気ブランド
Anker
Ankerは、iPhone向けの小型USB-C充電器から、複数ポートの高出力モデルまで選択肢が広いブランドです。GaN採用モデルが多く、携帯性と出力のバランスを取りやすいのが強みです。30W前後の定番から65Wクラスまでそろうため、iPhone専用からMacBookとの兼用まで段階的に選べます。代表モデルはAnker 511 Charger、Anker Nano Charger、Anker 735 Chargerです。価格帯は2,500〜8,000円程度が中心です。
Apple
Apple純正の魅力は、iPhoneとの組み合わせで迷いにくいことです。出力やポート数の選択肢はサードパーティ製より少ないものの、初めて充電器を買う人でも仕様を判断しやすく、サポート窓口も明確です。純正品はケーブルが付属しない場合があるため、別途用意する必要があります。代表モデルはApple 20W USB-C電源アダプタとApple MagSafe充電器です。価格帯は2,000〜7,000円程度です。
UGREEN
UGREENは、USB-Cポートを複数備えた充電器や、iPhoneとタブレット・ノートPCをまとめて充電できる高出力モデルを得意としています。Nexodeシリーズは出力の選択肢が多く、1台で充電環境を整理したい人に向きます。ポート数が増えるほど本体は大きくなりやすいため、携帯性と同時充電のどちらを優先するかを決めて選びましょう。価格帯は2,500〜8,000円程度です。代表モデルはUGREEN Nexode Air 45WとUGREEN Nexode 65Wです。
ELECOM
ELECOMは、国内で入手しやすく、iPhone用の20Wクラスから複数ポートモデルまで幅広く扱う周辺機器ブランドです。家電量販店で実物を確認しやすい点や、国内向けサポートを重視できる点がメリットです。iPhone 1台用に必要な機能へ絞ったモデルを探す人に適しています。代表モデルはELECOM USB Power Delivery 20W AC充電器 EC-AC12020BKなどです。価格帯は1,500〜5,000円程度です。
VOLTME
VOLTMEは、USB-CとUSB-Aを組み合わせた充電器や、小型ながら複数の機器に対応しやすいモデルを展開しています。手持ちのUSB-Aケーブルを捨てずに使いたい人にとって、C+A構成は実用的です。一方、USB-C機器だけを使う人にはUSB-Cを2ポート備えたモデルのほうが将来的に便利な場合があります。代表モデルはVOLTME Revo 30 Duoです。価格帯は2,000〜5,000円程度です。
| ブランド | 特徴ひとこと | 価格帯の目安 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| Anker | 小型・高出力・選択肢が豊富 | 2,500〜8,000円 | 定番から選びたい人 |
| Apple | 純正の安心感と分かりやすさ | 2,000〜7,000円 | iPhone専用で迷いたくない人 |
| UGREEN | 多ポート・高出力に強い | 2,500〜8,000円 | iPadやPCも充電する人 |
| ELECOM | 入手性と国内サポート | 1,500〜5,000円 | 手頃な国内ブランドを選ぶ人 |
| VOLTME | USB-CとUSB-Aを併用しやすい | 2,000〜5,000円 | 新旧ケーブルを使う人 |
iPhone充電器おすすめランキングTOP10
ここでは、出力、端子、携帯性、同時充電のしやすさ、安全面、価格のバランスで順位を決めています。価格はセールや販売店によって変動するため、購入時点の表示を確認してください。
第1位: Anker Anker 511 Charger(Nano 3, 30W)
iPhone用として選びやすいのが、最大30WのUSB-C PDに対応したAnker 511 Charger(Nano 3, 30W)です。iPhone単体には十分な余裕があり、iPadや小型タブレットとの兼用もしやすくなっています。軽量ボディと折りたたみ式プラグで、職場や旅行へ持ち出すときも負担になりにくいモデルです。
- 最大出力: 約30W
- ポート: USB-C×1
- 特徴: 小型設計、折りたたみ式プラグ
- 価格帯: 2,700〜3,000円程度
ポートは1つなので、iPhoneとイヤホンを同時に充電したい人には向きません。反対に、小型・急速充電・価格のバランスを重視する人には最初の1台として有力です。自宅用と持ち運び用を兼ねたい人も候補に入れてください。
🔌 Anker Anker 511 Charger(Nano 3, 30W)
第2位: Anker Anker Nano Charger(45W, Display, スイングプラグ)
充電器をiPhoneだけでなく、iPadやノートPCにも使い回したいなら第2位のモデルが便利です。最大45W出力に対応し、充電状況を確認できるディスプレイを搭載しています。スイングプラグによって、壁コンセントや電源タップで隣の差し込み口と干渉しにくい点も特徴です。
- 最大出力: 約45W
- ポート: USB-C×1
- 便利な機能: 充電状況表示、可動式プラグ
- 価格帯: 3,500〜4,500円程度
iPhone 1台だけなら30Wモデルとの差を感じにくく、画面表示も不要に感じるかもしれません。数年使う充電器を選び、将来USB-C機器を増やす予定がある人に向いています。購入価格を少し上乗せして、用途の広さを取りに行く選択です。
🔌 Anker Anker Nano Charger(45W, Display, スイングプラグ)
第3位: Apple Apple 20W USB-C電源アダプタ
純正品の安心感を最優先するなら、Apple 20W USB-C電源アダプタが分かりやすい候補です。iPhoneの急速充電に使える20Wクラスで、仕様がシンプルなため、充電器選びに時間をかけたくない人に向きます。iPhone 14以前ならUSB-C to Lightning、iPhone 15以降ならUSB-C to USB-Cケーブルを別に用意します。
- 最大出力: 約20W
- ポート: USB-C×1
- ケーブル: 別売
- 価格帯: 2,480円前後
複数機器をまとめて充電したい人や、MacBookと共用したい人には出力とポート数が不足しやすい製品です。iPhoneだけを充電したい人、純正品を選んで不安を減らしたい人に適しています。ケーブル込みの予算は3,000〜5,000円程度で考えると安心です。
🔌 Apple 純正 20W USB-C 電源アダプタ PD 急速充電 iPhone iPod 充電器 コンセント アップル ipho…
参考価格: ¥2,480 (Yahoo!ショッピング・2026年8月23日時点、変動あり)
第4位: UGREEN UGREEN Nexode Air 45W 急速充電器
UGREEN Nexode Air 45Wは、45Wクラスの出力を備えたUSB-C充電器です。iPhoneだけなら余裕があり、iPadやUSB-C対応機器にも使い回しやすいのがメリットです。USB-Cポートを1つ搭載しているため、複数機器の同時充電よりも、1台をしっかり充電する用途に向いています。
- 最大出力: 約45W
- ポート: USB-C×1
- 特徴: GaN採用、Slim設計
- 価格帯: 4,380円前後
同時充電はできないため、iPhoneとイヤホンを同時に充電する用途には不向きです。iPhoneとノートPCを順番に充電する人なら、30Wより余裕のある45Wが役立ちます。価格は販売店やセールによって変動します。
🔌 UGREEN 85252 Nexode Air 急速充電器 Slim 45W USB Type-Cポート x 1 GaN チップ採用 V0級難燃…
参考価格: ¥4,380 (Yahoo!ショッピング・2026年8月23日時点、変動あり)
第5位: Anker Anker Zolo Charger(50W, 4 Ports)
自宅で家族のスマートフォンやイヤホン、タブレットをまとめて充電したい人には、4ポートを備えたAnker Zolo Charger(50W, 4 Ports)が候補です。USB-CとUSB-Aを組み合わせて使えるため、新しい機器と古いケーブルを同じ場所で使えます。
- 合計出力: 約50W
- ポート: USB-C・USB-Aの複数構成
- 特徴: 複数機器の接続、折りたたみ式プラグ
- 価格帯: 2,500〜3,000円程度
複数台をつないだ場合、各ポートの出力は分配されます。ノートPCを単独で高速充電するより、複数の小型機器を夜間にまとめて充電する用途に適しています。
🔌 Anker Anker Zolo Charger(50W, 4 Ports)
第6位: VOLTME VOLTME Revo 30 Duo(C+A)充電器
VOLTME Revo 30 Duoは、USB-CとUSB-Aを組み合わせた30Wクラスの充電器です。iPhoneと、USB-Aケーブルを使うワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリーを同時に接続しやすい構成が魅力です。
- 最大出力: 約30Wクラス
- ポート: USB-C×1、USB-A×1
- 特徴: 新旧ケーブルを併用しやすい
- 価格帯: 2,000〜3,000円程度
2台同時使用時は出力が分配されます。手持ちの周辺機器がUSB-A中心なら便利ですが、今後USB-C機器が増える人はUSB-C×2モデルも比較しましょう。
🔌 VOLTME VOLTME Revo 30 Duo(C+A)充電器
第7位: ELECOM ELECOM USB Power Delivery 20W AC充電器 EC-AC12020BK
ELECOM USB Power Delivery 20W AC充電器 EC-AC12020BKは、USB-CとUSB-Aを1ポートずつ備えたスタンダードモデルです。USB-CポートはUSB PDに対応し、旧iPhoneならUSB-C to Lightning、iPhone 15以降ならUSB-C to USB-Cケーブルと組み合わせて使えます。手のひらに収まりやすいコンパクトサイズで、外出や出張にも持ち運びやすい製品です。
- 最大出力: USB-C側20W
- ポート: USB-C×1、USB-A×1
- 特徴: USB PD対応、スイングプラグ
- 価格帯: 1,630円前後
- 用途: iPhone単体の自宅・寝室用
2ポートを同時に使う場合は、各ポートの出力配分を確認してください。出力の大きなタブレットやノートPCとの兼用には余裕がありません。国内で入手しやすい20W充電器を低予算で選びたい人に適しています。
🔌 エレコム スマホ・タブレット用 AC充電器 USB Power Delivery 20W USB Power Delivery対応 USB …
参考価格: ¥1,630 (Yahoo!ショッピング・2026年8月23日時点、変動あり)
第8位: UGREEN UGREEN Nexode 65W
UGREEN Nexode 65Wは、iPhone、iPad、ノートPCを1台で充電したい人向けの高出力モデルです。USB-C×2とUSB-A×1を備えているため、デスク周りの充電器を減らしやすくなります。USB-Cポートはそれぞれ30W出力に対応する製品です。
- 合計出力: 約65W
- ポート: USB-C×2、USB-A×1
- USB-C出力: 各30W対応
- 特徴: 複数機器の同時充電、GaN採用
- 価格帯: 3,980円前後
iPhoneだけの人には大きさも価格も余りやすい製品です。MacBook Airを使う在宅勤務者や、スマートフォンとタブレットを毎日同時に充電する家庭に向いています。複数ポート使用時の出力配分は、購入前に確認してください。
🔌 UGREEN 10334 Nexode 65W GaN 急速充電器 Power Delivery対応30W USB Type-Cポートx2、USB-Aポ…
参考価格: ¥3,980 (Yahoo!ショッピング・2026年8月23日時点、変動あり)
第9位: Apple Apple MagSafe充電器(1m)
ケーブルをiPhoneの端子へ抜き差しせず、磁力で背面に固定したい人にはApple MagSafe充電器が向いています。位置合わせに迷いにくく、ベッドサイドやデスクで置くだけの運用をしやすい点が魅力です。
- 方式: MagSafe
- ケーブル長: 1m
- 電源アダプタ: 別売
- 価格帯: 5,500円前後
ワイヤレス充電は、有線より充電効率や速度で不利になりやすい点に注意してください。動画を見ながら充電したり、端子を保護しながら日常的に継ぎ足したりする使い方に適しています。
有線充電を主に使う人でも、寝室用にワイヤレス充電器を追加すると、就寝前のケーブル探しが減ります。予算に余裕があり、使い勝手を重視するなら検討しやすい選択です。
🔌 Apple純正 MagSafe 充電器(1m) 新品
参考価格: ¥5,500 (Yahoo!ショッピング・2026年8月23日時点、変動あり)
第10位: Anker Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)
Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)は、iPhoneに加えてiPadやノートPCもまとめて扱いたい人向けの高出力モデルです。複数ポートを使い分けられるため、在宅勤務のデスクに固定して使うと、機器ごとに充電器を用意する必要を減らせます。
- 最大出力: 約65W
- ポート: USB-CとUSB-Aの複数構成
- 特徴: ノートPCとの兼用、GaN採用
- 価格帯: 6,000〜9,000円程度
iPhoneだけを充電する目的なら、30W以下の小型モデルのほうが持ち運びやすく経済的です。自宅で複数機器を毎日充電する人、出張時に充電器を1台へまとめたい人に向いています。
🔌 Anker Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)
ランキング上位の小型モデルは、購入後すぐに使いやすく、用途が明確です。迷ったまま高出力モデルを選ぶより、iPhoneだけなら30W以下、複数機器なら45W以上という基準で絞ると、余計な出費を抑えられます。
iPhone充電器おすすめランキング比較表
| 順位 | 商品名 | 最大出力の目安 | ポート構成 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Anker 511 Charger(Nano 3, 30W) | 約30W | USB-C×1 | 2,700〜3,000円 |
| 2 | Anker Nano Charger 45W Display | 約45W | USB-C×1 | 3,500〜4,500円 |
| 3 | Apple 20W USB-C電源アダプタ | 約20W | USB-C×1 | 2,480円前後 |
| 4 | UGREEN Nexode Air 45W | 約45W | USB-C×1 | 4,380円前後 |
| 5 | Anker Zolo Charger 50W 4 Ports | 約50W | USB-C・USB-A複数 | 2,500〜3,000円 |
| 6 | VOLTME Revo 30 Duo | 約30W | USB-C×1、USB-A×1 | 2,000〜3,000円 |
| 7 | ELECOM EC-AC12020BK | USB-C側20W | USB-C×1、USB-A×1 | 1,630円前後 |
| 8 | UGREEN Nexode 65W | 約65W | USB-C×2、USB-A×1 | 3,980円前後 |
| 9 | Apple MagSafe充電器 1m | 製品仕様を確認 | ワイヤレス | 5,500円前後 |
| 10 | Anker 735 Charger | 約65W | USB-C・USB-A複数 | 6,000〜9,000円 |
表の価格は2026年8月時点の実売目安です。セール、販売店、ポイント還元によって変動します。特に高出力モデルはセール時の価格差が大きいため、購入前に本体の出力とポート数を再確認しましょう。
iPhoneを快適に充電するコツと組み合わせたいアイテム
ケーブルは端子と出力に合わせる
iPhone 14以前ではUSB-C to Lightning、iPhone 15以降ではUSB-C to USB-Cが基本です。充電器が30Wでも、ケーブルが劣化していたり、急速充電に向かない仕様だったりすると、本来の性能を活かせません。
ケーブルは長ければ便利ですが、2m以上になると持ち運びにかさばりやすくなります。ベッドサイドなら2m前後、バッグの中なら1m前後が扱いやすい目安です。根元を強く折り曲げる、束ねたまま引っ張るといった扱いは断線の原因になります。
自宅用と持ち運び用を分ける
毎日バッグへ入れる充電器は、30W前後で折りたたみ式プラグのモデルが扱いやすいでしょう。自宅のデスクでは、45〜65Wの複数ポートモデルを固定すると、iPhoneとPCを同時に充電できます。
1台ですべてを済ませようとすると、持ち運びには重く、自宅ではポートが足りないという不満が出ます。使用場所が2か所以上あるなら、軽量な外出用と多ポートの自宅用を分けるほうが、結果的に使いやすい場合があります。
MagSafe・Qi2は置き場所で選ぶ
ワイヤレス充電器は、デスクやベッドサイドのようにiPhoneを置く場所が決まっていると便利です。磁力で位置が合うMagSafe対応製品は、充電コイルの位置を毎回探す手間を減らせます。
一方、急いで短時間に充電したい場面では有線が有利です。外出前に残量を増やすならUSB-Cケーブル、作業中に少しずつ補充するならMagSafeというように、使い分けると不満が出にくくなります。
ノートPCと兼用する場合の目安
MacBook Airなどを充電するなら、充電器は65W前後あると選択肢が広がります。ただし、複数ポートを同時に使う場合は、iPhoneへ電力を回した分だけPC側の出力が下がることがあります。
在宅勤務では、PCを充電しながらiPhoneも急速充電したいケースが多いため、合計出力だけでなく、各ポートの同時使用時出力を確認してください。購入後に「65WなのにPCの充電が遅い」と感じる失敗は、出力配分の見落としで起こります。
安全性を確認する
充電器は、極端に安いことだけを理由に選ばないでください。日本国内で使うACアダプタは、電気用品安全法に基づくPSE表示の有無を確認できます。販売元やメーカー情報が分かり、仕様と保証の記載がある製品を選ぶと安心です。
充電中に本体が温かくなることはありますが、異常に熱い、焦げたにおいがする、異音がする場合は使用を中止します。布団やクッションで覆った状態で充電すると熱がこもるため、風通しのよい場所で使ってください。
iPhone充電器でよくある失敗と回避策
20Wならすべて同じだと思う
最大20Wと書かれていても、USB PDに対応しているか、接続するポートがどれかで使い勝手は変わります。購入時は、出力の数字だけでなく「USB-C PD」の表記を確認しましょう。
iPhoneだけなら20Wで十分な場面が多いものの、iPadやノートPCにも使うなら30W〜65Wのほうが買い替えを減らせます。今後の使い道まで考えて、価格差が1,000〜3,000円程度なら高出力モデルを選ぶ方法もあります。
ケーブルの端子を間違える
iPhone 15以降を購入したのに、旧iPhone用のUSB-C to Lightningケーブルを買ってしまうケースがあります。充電器本体とケーブルの端子は別々に確認してください。
- iPhone 14以前: 本体側はLightning
- iPhone 15以降: 本体側はUSB-C
- 充電器側: USB-Cポートが主流
ケーブルの箱に「USB-C to USB-C」または「USB-C to Lightning」と書かれているかを見るだけでも、買い間違いを防げます。
ポート数だけで選ぶ
4ポートあれば便利に見えますが、各ポートの出力が小さいと、複数機器を接続した際に充電が遅くなることがあります。iPhoneとイヤホンだけなら2ポート、家族の端末やタブレットまで接続するなら3〜4ポートというように、実際の台数で選びます。
また、USB-Aを使う機器がないのにC+Aモデルを選ぶと、USB-Cポートが不足することがあります。これから購入する機器がUSB-C中心なら、USB-Cポートの数を優先してください。
安さだけで無名製品を買う
1,000円未満の製品がすべて危険とは限りませんが、PSE表示、メーカー情報、保証、出力仕様が確認できない場合は避けたほうが無難です。価格を抑えるなら、セール中のAnker、ELECOM、UGREENなど、仕様が明確な製品を選ぶほうが判断しやすくなります。
非純正品を使うこと自体が問題なのではありません。重要なのは、販売元が明確で、対応規格と安全情報を確認できることです。購入後も、異常な発熱や破損があれば使い続けないでください。
MagSafe用の電源アダプタを忘れる
MagSafe充電器は、磁石で固定する部分だけを買えば使えるとは限りません。製品によっては電源アダプタが別売です。Apple MagSafe充電器を選ぶ場合は、対応するUSB-C電源アダプタを手元に持っているか確認しましょう。
ワイヤレス充電器を初めて買う人は、本体価格だけでなく、電源アダプタとケースの対応も含めて予算を考えます。ケースが厚い、金属パーツがある場合は、磁力や充電に影響することがあります。
充電速度だけを追いかける
充電速度は、バッテリー残量、端末の温度、使用中かどうかによって変わります。45Wの充電器へ替えても、iPhoneが常に20Wを大きく超えて充電されるとは限りません。
そのため、iPhone専用なら30W程度までで十分なことが多く、45W以上はiPadやノートPCとの兼用、複数ポート利用を目的に選ぶのが合理的です。価格差が気になる人は、まず20W〜30WのPD対応モデルから検討してください。
まとめ
- iPhoneだけなら20W〜30W、iPadやノートPCとの兼用なら45W〜65Wが目安です。
- iPhone 15以降はUSB-C、iPhone 14以前はLightningなので、ケーブルの端子を確認します。
- 急速充電にはUSB Power Delivery対応の充電器と、対応するケーブルが必要です。
- 複数機器を充電するなら、ポート数だけでなく同時使用時の出力配分を確認します。
- PSE表示、メーカー情報、保証、異常な発熱の有無を確認し、安全性と価格のバランスで選びます。
まずは自分のiPhoneの端子と、同時に充電したい機器の台数を確認し、20W〜30Wの小型モデルか45W以上の多用途モデルかを決めてから、ランキングの候補を比較してみてください。